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それが何を意味していようが、そこに時間が存在し、何かが起き、僅かながらに『ヒトトキ』を感じるものである・・・


どうやらここは女川らしい・・・
女川と言えば宮城県の東に位置し、
日本有数の漁港、女川漁港で知られる町である。
どおりで秋刀魚が美味い訳だ。
確か会社の同僚で、女川駅で野宿したやつがいたのを憶えている・・・
そんな事を考えつつ女川駅のまっすぐに伸びたフォームを見つめていると、
遠くから電車がやってきた。
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女川駅で野宿したやつは気仙沼から一関方面まで出かけたらしい、
しかも各駅停車での旅だったので随分と時間がかかっただろう・・・
正に、御気楽かつ気長な旅だったのだろう・・・
ぼくも時間に囚われる事のない電車旅行に憧れてた事がかつてあったのだ。

とりあえず、知り合いの足跡を辿る事にした・・・
はっきり言って行き先はどこでも良かったのだ。
気仙沼に行くには石巻線で前谷地へ行き、そこから気仙沼線に乗り換える必用がある。
気仙沼でサメと対峙してみるか・・・
そんな思いを呟きながら、
前谷地駅で気仙沼線がくるまで20数分待つ事になった。
何も無い駅だ・・・
駅の渡り廊下で物思いに吹けながら線路を眺めていた・・・
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このまま気仙沼でなく石巻方面へ行き、仙台経由で東京方面に帰る方法もあるが・・・
そんな現実的な思いをふと感じはしたものの、
ぼくの歯車はもう後戻りできないでいたのだ・・・
まるでぼくの意思など無関係な様に・・・

今日は少し肌寒い日だった。
とりわけ電車の暖房に当てられるとそう感じずにはいられなかった。
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電車のボックス席では足元が暖かく、
緊張した気も緩んでしまいそうだった・・・
ぼくは酒を飲みながら今この瞬間を染み入る思いでいた。
しかし、それにしても・・・
何故か足元がもぞもぞとする。
そう例えようなら、
女の柔肌がぼくに囁きかけるかのような柔軟な感触だ。
しかも甘美な感覚の裏に隠された凄惨で危なげ気配をはらんだ感覚だ・・・
box.jpeg
覗いてみると沢山のネコがボックス席下の暗闇で目を光らせていた。
ここいら辺の野良猫は電車のボックス席の下で暖を取ると言うのか・・・
今日日のネコも随分と賢くなったもんだ・・・
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そう恐れいってると、そこに一枚の張り紙がある事に気づいた・・・

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