妄想裏路地 その26a


それが何を意味していようが、そこに時間が存在し、何かが起き、僅かながらに『ヒトトキ』を感じるものである・・・

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気だるい感覚の中、
女の寝息だけが漂い、
時折貨物列車の車輪の音が鳴り響く・・・
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現実的に肌の暖かい感触と共に女の息づかいが渦巻き、
一時の間、交わりもしたが、
彼女に対する思い入れはこれ以上は不要で、
残ったのは粘り気のある余韻だけだった・・・

私は疲れた面持ちで暗闇の中で、
カーテン越しに見える窓の外の薄明かりを眺めた・・・
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2、3度深く深呼吸をした。
私はなかなか会うことの出来ない友人達に思いを馳せた・・・
なにか、こう見えない力が働いて、
会えなくされているのではないかと思えてしまうが、
私の如き人間に対して大それた陰謀など働くはずがないと
苦笑がこみ上げてきた・・・
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しかし、この辺はやけに貨物列車が多いな・・・
もう何度、列車の車輪が擦れる音を聞いた事か・・・
こう、何度も聞いていると、
その窓の直ぐ向こう側に列車がいる感覚を持ってしまう・・・
そう思いながら、ゆっくりとカーテンを引いた・・・
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すると列車の窓からもれる灯りが、
眩しいまでに輝き私を照らしたのだった・・・

当然、
私に対する選択肢は二つしかなかったのである・・・
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